ふるさと納税

ふるさと納税の返礼品に小山町のサーティワンアイスクリーム商品券が復活しました

投稿日:2019年2月13日 更新日:

サーティワンアイスクリーム ギフト券

ふるさと納税の返礼品で用意したAmazonギフト券(還元率40%)が大ヒットして、静岡県小山町(おやまちょう)は全国1位となる249億円の寄附金を集めて話題になりましたね。

小山町のギフト券・商品券は、ふるさと納税サイトのふるなび」の独占案件で、2018年12月の人気ランキングで不動のNo.1・No.2でした。

ふるなびの人気寄附先ランキング

 

そして、総務大臣が怒りのコメントを出す事態にまで発展したのはご存知のとおりです。

石田真敏総務相は11日の記者会見で「社会的に大きな問題がある。良識ある行動とは思えない」と強い不快感を示した。(中略)石田氏は「(法改正前の)制度的な隙間を突いており遺憾」と強調。「皆が一定のルールを守りながら制度を維持してもらわないといけない。自分のところだけ(寄付金が集まれば)いいと考えたのなら問題だ」と語気を強めた。

小山町ふるさと納税249億 総務相、返礼ギフト券に強い不快感 - 静岡新聞

この発言の前から小山町は2018年末で全ての返礼品を取り下げることをアナウンスしていて、その言葉とおりに2019年1月からは休止期間に入りました。そして、2019年2月に入り、ついに小山町の返礼品が再開されました。

静岡県小山町への寄附でもらえる返礼品一覧(ふるなび)

 

今回は、そんな静岡県小山町で「絶対に再開は無理」と思っていた商品券について、まさかの再開があったので、その内容と昨年との相違点について調べてみました(他の返礼品も再開しています)。

損することはありませんが、ちょっと小山町の思惑も入った復活劇のようです。

再開した静岡県小山町の返礼品ラインナップ

メディアではAmazonギフト券ばかりが話題になっていましたが、2018年の小山町には他にも下記のような現金同等物(いわゆる金券)が返礼品として用意されていました。

もちろん、全て「ふるなび」の独占案件です。

  • Amazonギフト券
  • JCBギフトカード
  • リンガーハット グループ共通商品券
  • サーティワンアイスクリーム商品券

いずれもAmazonギフト券と同じ還元率40%という高還元率だったので、「地場産品以外」のAmazonとJCBで2018年末の駆け込み納税の多くを持って行った感じでしょう。

独占していた「ふるなび」も、返礼品とは別にAmaoznギフト券コード10%のキャンペーンを実施したり、昨年末はものすごい煽りかたをしていましたね。

ふるさと納税の返礼品
少しでもおトクに!2019年ふるさと納税サイトの特典・キャンペーンまとめ

続きを見る

2019年はどこも大人しいですが、「ふるなび」では2019年2月28日まで「Amazonギフト券コード還元キャンペーン」で、もらえるAmazonギフト券コードが2%(通常1%)になるキャンペーンを実施中です。

 

2019年2月にサーティワンアイスクリームとリンガーハットが復活

2月に入って一部の返礼品を再開した小山町ですが、「サーティワンアイスクリーム ギフト券」と「リンガーハット グループ共通商品券」の2つについても遅れて復活しました。

これは完全に予想外です。事前に「再開予定」という報道はありましたが、本当に再開できたんですね。

サーティワンアイス商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)
リンガーハットグループ共通商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)

そして、早くも「ふるなび」の総合人気ランキングで1位に返り咲いています。さすがです(いち早く気付いて寄付する人たちも)。

ふるなび総合人気ランキング(2018年2月)

ふるさと納税人気ランキング(ふるなび)

サーティワンもリンガーハットも「小山町内に工場があるから地場産品」という理由で返礼品にラインアップされていましたが、復活したということは総務省の示していた指針と「お伺い」でも問題がなかったということなのでしょう。

実際に「地場産品である」とのお墨付きが出たのであれば、「ふるなび」以外でも小山町のギフト券について取り扱いが始まるかも知れません。金券類は取り扱いを避けるサイトが多いので、次は「さとふる」あたりが有力だと思います。

 

再開後の還元率は3割以内のルールどおり

再開した商品券の還元率ですが、総務大臣通知にある「還元率3割以内」の範囲内となっています。これは想定どおりです。

サーティワンアイスクリームもリンガーハットも寄附金13,500円で商品券8枚4,000円分の還元のため、還元率29,6%(小数点第2位を四捨五入)となっています。

還元率を下げて返礼品の価値を変えていないため、必要な寄付金が2018年と比較して増額されています。

サーティーワンアイスクリーム ギフト券8枚(2019年)

サーティワンアイス商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)

普通は「寄付金10,000円で返礼品3,000円分(還元率3割)」と考えそうですが、ここに小山町のしたたかさが出ていますね。寄付金を13,500円に上げて、返礼品を4,000円のままにするとは思いませんでした。

 

リンガーハットグループ共通商品券も同じで、寄附金額13,500円に対して商品券8枚(4,000円)の返礼品となっています。

リンガーハットグループ共通商品券8枚(2019年)

リンガーハットグループ共通商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)

 

どうせ同じ還元率であれば、寄付金3口30,000円よりも寄附金3口40,500円にしたほうが、自治体としては事務作業も減らせて集金効率も良くなります。よく計算されていますね。

総務省の動向を見ながら寄付は早めに

総務省は大阪府泉佐野市に対して強硬な姿勢をとる一方で、ルールを順守する自治体には一定の理解を示しています。

「地場産品」の定義も少し緩和されていて、小山町の「地域内に工場がある(製造している)」も地場産品と判断する候補例として挙がっていました。

ただ、「地域内で使える金券・商品券」は間違いなく認められますが、サーティワンアイスクリームやリンガーハットの商品券は「全国で利用可かつ換金性のある金券」です。

概ね額面の70%~80%で売れますし、かなりグレーゾーンな印象を受けます。

そのため、総務省のさじ加減で変わる基準に振り回されないように、欲しい返礼品は掲載されているうちに寄付して確保しましょう。

今後、還元率が下がることはあっても、3割を超えて上がることはありえません。

サーティワンアイス商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)
リンガーハットグループ共通商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)

静岡県小山町への寄附でもらえる返礼品一覧(ふるなび)

掲載されている返礼品が急に消えるのは、昨年の総務大臣通知から繰り返されてきた話ですよね。

リストから消えた返礼品(ふるなび)

小山町の商品券は「ふるなび」の独占案件のため、リストから消えた時点で終了です。他では取り扱っていません。

 

2019年は「ふるさと納税バブル」が終焉する年です。

最後に満足できる返礼品がもらえるように、納税者としてかしこく動きましょう。

-ふるさと納税
-

Copyright© 豊かな暮らしナビ , 2019 All Rights Reserved.