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Google Chromeの開発者向けバージョンCanary(カナリア)を使う方法

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Google Chrome Canary(カナリア)

 

以前の記事でGoogle Chromeのバージョンを確認する方法を紹介しました。

Google Chrome(グーグル・クローム)
PC版 Google Chromeのバージョン情報を確認する方法

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そんな既に正式版(安定板)として公開されているバージョンではなく、数か月後に正式版になる予定の「Chrome Beta(ベータ)」や、2世代先の開発者向けバージョンの「Chrome Canary(カナリヤ)」というバージョンを使うことができるのをご存知ですか?

Canary(カナリア)バージョンの確認方法

 

まだ正式版として世に出ていないものなので、動作が不安定だったり予期しない動作(バグ)などもあるようですが、自己満足も含めて人によっては使い道があると思います。私も Google が大きな変更点をアナウンスしたときは、いつも ベータ版やカナリヤを使って事前に動作確認するようにしています。

Google Chrome Canary(カナリヤ)・Beta(ベータ)とは

Google Chrome Canary(カナリヤ)とは「Chromeの開発者向けバージョン」で、世界にいる有志の開発者に使ってもらいながらフィードバックを受け、それを改善していくというアジャイル的な開発を行っているものです。この運用により、Chromeは非常に早い開発スピードを実現しています。

Canary(カナリヤ)というネーミングの由来は「炭鉱のカナリヤ」に由来するもので、何らかの変更でカナリヤが死んだ(システムが不具合を起こした)場合、その変更はブロックするという原則に基づいて運用されています。

 

そして、その動作が安定してきたらベータ版にして、エンドユーザーに近い人たちに使ってもらうという流れになります。

安定版(Stable)と Canary と Beta は別物のソフトとして扱われるので、Canary と Beta に別のGoogleアカウントでログインしておけば、Stable・Beta・CanaryでGoogleアカウントを使い分けるというような使い方も可能です。

カナリヤが安定してくると、それまでのカナリヤはベータ版に昇格し、また次のバージョンのカナリヤが生まれるというサイクルとなっています。

Chrome Canary を手に入れる方法

それでは、本題のベータ版とカナリヤ版を入手する方法です。

これといって何も特別なことはする必要なく、それぞれのページからダウンロードしてインストールするだけです。これは安定板の Chrome と全く変わりません。

Canary のダウンロードとインストール

まずはデベロッパー向けのCanary(カナリヤ)からですが、下記のリンクからダウンロードページに進んでインストーラーをダウンロードしてください。

Chrome Canaryのダウンロード画面

 

「CHROME CANARY をダウンロード」をクリックすると、自分の環境に合ったセットアップのためのインストーラーがダウンロードされます。

Chrome CanaryのSetupファイル

 

このファイルを起動すればインストールするファイルのダウンロードが開始されます。

Canaryのダウンロード

 

あとは利用規約に同意をしてインストールを進めるだけです。

Google Chromeの利用規約の同意画面

 

これでデスクトップにショートカットが作成されるので、あとは通常版の Chrome と同じように利用してください。

Google Chrome Canaryのショートカットアイコン

 

最初はまっさらな状態なので、Googleアカウントにログインをして拡張機能やブックマークなどを同期するなど、用途に応じて使っていくことになります。

ワンポイント

単純に既存のGoogleアカウントに同期すると、安定板・Beta版・Canaryの全て同じに見える状態になってしまうので、それぞれでテーマを変えてウィンドウの色を変えることをオススメします。デフォルトの場合、それぞれウィンドウの色が微妙に異なるので区別できます。

 

ベータ版のダウンロード

ベータ版も同じ要領で、下記のリンクからダウンロードページに遷移して、カナリヤ版と同じようにインストールまで進めるだけです。

Chrome ベータ版

Chrome ベータ版のダウンロード画面

カナリヤ版を使う意味がないのであれば、安定板としてのリリースが間近なベータ版だけ使っておけば、近い将来に起こる変化を知るには十分だと思います。

バージョンアップによる変更点とスケジュール

ベータ版やカナリヤ版を使うのはいいですが、重要なのは「何が変わるのか(変わっているのか)」ですよね。

 

最後に、バージョンアップによる変更点(Canaryは進行中の計画)を確認する方法を紹介しておきます。

下記のサイトにアクセスすると、現行バージョン(STABLE)からベータ(NEXT UP)とカナリヤが並んでいて、"FEATURES IN THIS RELEASE" の部分にバージョンアップで実装される内容が書かれています。

Chrome Platform Status(英語)

バージョンごとの変更点(特徴)

 

FEATURESにある Blink というのは画面表示(レンダリング)に関する変更点で、Internals というのはネットワークなどの内部処理を表しています。

かなり開発者向けの内容なので一つ一つ細かく確認するというよりも、実際に Beta・Canary を使っていて意図しない動作があったときなどに、バージョンアップによる変更点に該当するような内容がないかを確認するのが良いと思います。

 

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