ふるさと納税

急ぎましょう!2019年ふるさと納税は高還元率な返礼品が次々に消えています

投稿日:2019年1月6日 更新日:

ふるさと納税の返礼品

突然ですが、2019年は昨年以上に急いで納税に向けて動き出しましょう。節目と考えられていた3月も終わります。

2019年1月16日、新潟県三条市が返礼品を「2019年2月1日から還元率3割以内・地場産品に限定する」と表明して事実上撤退しました。さらに、和歌山県高野町も人気の日本旅行ギフトカード(還元率50%)を2019年1月31日で取扱終了しました。どんどん高還元率の優良自治体が減少しています。

 

そもそも、2019年は「改正地方税法の施行(2019年6月)」というタイムリミットがあり、日に日に高還元率・地場産品以外の「うまみのある返礼品」がふるさと納税サイトから消えています(総務大臣の通知に従わない自治体に対して、総務省が「ヒアリング」という名の圧力を継続的にかけているのが理由です)。

初心者が多く使う「ふるさとチョイス」は、一部の地場産品以外の返礼品を掲載を止めていく方針のようです。ふるさと納税の雄である大阪府泉佐野市も3月31日で一時撤収しますね。

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ということで、今回はふるさと納税歴6年目の私が考える「2019年ふるさと納税の戦略」「現時点のオススメな返礼品」をお伝えしたいと思います。3月も一つの節目で、今年は時間がありません。

2019年ふるさと納税の戦略

2019年は早い段階から色々な激動が起こっています。

総務省は、「還元率3割・地場産品」のルールを守らない自治体に対し、制度の対象外とするかの「ヒアリング」を行うことを決定しています。既にアナウンスメント効果で多くの自治体が通知違反の返礼品を取り下げている中、これは事実上の「見直し勧告」なので、既に自治体は一気に取り下げに動いています(ふるさと納税の制度から外されてしまうので当然です)。

他にも2019年10月の消費増税があると仕入原価が上がるため、今よりも実質的な還元率が下がると思われます(いまだに単式簿記の自治体で消費税が別枠になるとは思えません)。

これを前提にすると、2019年は下記のように動くことが求められます。

  1. まずは自分が求める目的を再確認しましょう
  2. 2019年の寄付金の控除上限額を把握してください
  3. お目当ての返礼品を見つけたら「今すぐ」寄付しましょう

ふるさと納税自体を焦らせる意図はないので、後で後悔しないためにも、そもそもの話から確認するようにしてください。

 

まずは自分が求める目的を再確認しましょう

2019年ふるさと納税で急いだほうがいいのは、「高還元率(還元率30%超)」か「地場産品以外(ギフト券・家電など)」または両方を求める場合です。

それ以外の「還元率30%以内」かつ「地場産品」であれば、地方税法が改正される予定の2019年6月以降に動いても問題ありません。上限の決まった低い還元率の地場産品を選ぶだけの話です。

2018年末でも残っていた「還元率50%~60%のような返礼品」「Amazonギフト券コード・JCBギフトカードなどの金券類や現金同等物」を求める場合、自治体が返礼品を取り下げたら終わりなので、これは早く動かないといけません。既に2019年に入って定番のギフト券などは一部を除いて消えました。

この前提をもとに2019年の動き方を考えましょう。得するに越したことはありませんが、無理する必要はありません。

 

2019年の寄付金の控除上限額を把握してください

次に、焦っておかしなことにならないように、自分が今年(2019年)に寄付できる控除上限額(自己負担2,000円)の見込を把握してください。

注意しないといけないのが、今年の上限金額は「2019年の所得」を基に決まるという点です。サラリーマンなら2019年12月にもらう源泉徴収票で初めて正確な金額が分かります。すごい先の話ですね。

ふるさと納税の返礼品
源泉徴収票は受け取った?ふるさと納税に使い残しがないか確認しましょう

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ふるさと納税サイトのシミュレーションで今できることは、「2018年の所得」を参考にしたもので、2019年に受け取る給与等から控除される所得税・住民税の話です。今年の寄附が控除される来年の話ではありません。

そのため、下記に気を付けて今年の上限金額を見積もってください。

  • 2018年12月の源泉徴収票をもとにしたシミュレーションは、今年も昨年と同じ所得・控除等だった場合の上限金額です
  • 特に、2019年の所得が減る・控除が増える可能性のある人は注意してください(控除金額上限も減ります)
  • 寄付上限金額ギリギリまで寄付するのではなく、多少のバッファをもって寄付しましょう

結婚で控除が増えるなどは予測できそうですが、海外転勤など今年1年間に何が起こるかは分からないので、2019年の上限金額を早い段階で正確に把握するのは難しいでしょう。そのため、ある程度の金額分は、割り切って年末まで持ち越すのも一つの選択肢です。

ちなみに、私は2018年よりも2019年は所得が減る見込なので、昨年よりも寄附上限金額が減ることを想定して寄付しました(2019年ふるさと納税も6割は終わっています)。

 

お目当ての返礼品を見つけたら「今すぐ」寄付しましょう(本題)

ここからが本題で、ふるさと納税サイトにお目当ての返礼品があったら、「後で」と思わずに「今すぐ」に寄付することをオススメします。

2019年6月に施行予定の改正地方税法が間違いなくタイムリミットですが、それよりも前に自治体が自主規制で動き出すのは間違いありません。大手ふるさと納税サイトも通知違反の返礼品は取り扱いを止めてしまいました。

去年1年間ずっと物色していた人なら分かると思いますが、2018年9月以降は高還元率な返礼品が予告なく急に消えることが頻発しています(そして大多数が復活しません)。さらに、今年は総務省が「ヒアリング」に動き出しており、徹底抗戦中していた大阪府泉佐野市も耐えることができませんでした(3月31日で一旦終了)。

リストから消えた返礼品(ふるなび)

前日まで問題のなかった返礼品のリンクが急に「指定された返礼品は見つかりませんでした。」に変わるのですが、そのときのガッカリ感を経験する必要ありません。私は、茨城県つくばみらい市にあった「60%還元のジェフグルメーカード + Amazonギフト券コード2%分」を「明日寄付しよう」と思って寄付し損ねました。

そのため、「あるうちに寄付しておく」のを基本に動きましょう。

2019年ふるさと納税で残っている高還元率・地場産品以外の返礼品

いつ消えるか分かりませんが、下記の情報も記事を書いている「今はある」というだけの返礼品だと思ってください。

2019年に全ての返礼品を取り下げて全面見直しの後、サーティワンアイスクリーム ギフト券8枚(4,000円分)リンガーハットグループ共通商品券8枚(4,000円分)を復活させた静岡県小山町のような例もあります。

 静岡県小山町は27日、ふるさと納税の寄付の受け付けを来年1月1日から当面の間、中止すると発表した。六つのポータルサイトは全て掲載を止める。町シティプロモーション推進課の担当者は「制度改正を見据え、返礼品と返礼割合を見直したい。業者との調整などもあり、準備のため時間が必要」としている。
小山町、受け付け中止 返礼品、割合見直し 制度改正前に来月から - 2018年12月28日 毎日新聞

それでは、実際にまだ残っている高還元率な自治体存続できるか分からないグレーゾーンな返礼品を見ていきましょう。

 

大阪府泉佐野市(全て高還元率)

とりあえず、何を選んでも高還元率の大阪府泉佐野市は外せません。あの「さのちょく」で世間を賑わせた自治体ですね。

「泉佐野市の職員が目利きしているから地場産品」という謎の理論で、全国の名産品や日用品・飲料などを漏れなく高還元率で用意してくれています。

返礼品(さとふる)寄付金額amazon価格還元率
サントリープレミアムモルツ 350ml 24本10,000円4,898円48.9%
ザ・コラーゲンドリンク 30本10,000円5,780円57.8%
エリエール ティシューキュート 5箱×12P10,000円4,920円49.2%
伊藤園 2つの働きカテキン緑茶 1.05L×12本10,000円3,592円35.9%

上記はamazonの価格と比較しての還元率なので、定価や実勢価格と比べると還元率はもっと上がるでしょう(食料品は定価が分かりづらいので除外しています)。

見る限り2018年にもあった返礼品を取り下げていないので、今でも頭一つ飛び出した高還元率ですね。基本的に何を選んでも間違いはありません。

 

人気ランキングに上がっているものは基本的に高還元率かつ地場産品以外のものばかりです。

泉佐野市の人気返礼品ランキング(ふるなび)

 

「ふるなび」で寄附すると返礼品に加えてAmazonギフト券コード 1%分がサイトからプレゼンされるので、Amazon利用者なら「ふるなび」で実質還元率を+1%することができます。

 

新潟県燕市(電化製品)

次も三条市と同じ新潟県の燕市(つばめし)です。スプーン・ナイフなどの金属洋食器で国内生産シェア90%以上を占める名産地ですね。

ここも素人御用達の「ふるさとチョイス」のようなサイトにはありませんが、「ふるなび」には高還元率の家電製品が残っています。

燕市の人気返礼品ランキング(ふるなび)

 

amazon価格比で還元率50%超もあるので、定価や量販店価格比で70%超のような還元率も存在しています。今のところ、どれも総務省からはNGが出される案件でしょう。

 

燕市の家電については、還元率を調べて一覧にした記事を書いています。家電の返礼品に興味があれば、ぜひ参考にしてください。

ふるさと納税の返礼品
ふるさと納税で「高還元率な家電」の返礼品は新潟県燕市を残すのみ

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静岡県小山町(金券類)

2019年の復活で還元率3割以内になったので「高還元率」ではありませんが、グレーゾーンな全国で使える金券を返礼品にしている静岡県小山町です。

サーティーワンアイスクリーム ギフト券8枚(2019年)

サーティワンアイス商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)
リンガーハットグループ共通商品券8枚(4,000円分)(ふるなび)

静岡県小山町への寄附でもらえる返礼品一覧(ふるなび)

 

これらは総務省が明確に認めている金券類から見てグレーゾーンなので、これは存続できるか怪しい気がします。これを認めると、無理筋な金券類の取り扱いを認めるようなものでしょう。

サーティワンアイスクリーム ギフト券
ふるさと納税の返礼品に小山町のサーティワンアイスクリーム商品券が復活しました

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佐賀県みやき町(旅行券)

この時期に出てくるのが予想外な旅行券の返礼品です。佐賀県みやき町が「無くなり次第終了」で出しています。

フェス招待券1枚+交通費補助券(H.I.S)1万円分

H.I.S商品券(SKY)1万円分 - ふるなび
H.I.S商品券(SKY)1万円分 - ふるさとプレミアム

この「H.I.S.旅行券(SKY)」有効期限なく換金率90%で売れるものなので、泉佐野市にある有効期間180日かつ売却できない「ピーチ航空券券」よりも価値があると言っていいでしょう。

旅行券の金額も幅広く用意されているので、とても使い勝手が良いと思います。

寄附金額H.I.S.旅行券ふるプレ
1万円分33,400円寄附はコチラ
2万円分66,700円寄附はコチラ
3万円分100,000円寄附はコチラ
6万円分200,000円寄附はコチラ
9万円分300,000円寄附はコチラ
12万円分400,000円寄附はコチラ
15万円分500,000円寄附はコチラ
30万円分1,000,000円寄附はコチラ

ただし、これも「返礼品である音楽フェスへの交通費」という無理やりな理屈のため、6月予定の地方税法改正後に通用するのか怪しいです(普通に考えたらアウトだと思います)。

寄附した人の大半がフェスには行かず、旅行券をフェス以外の旅行または換金に使うであろうことは説明するまでもありません。

H.I.S.(エイチ・アイ・エス)のロゴ
急ぎましょう!ふるさと納税の返礼品がH.I.S旅行券になって再開しました

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2019年ふるさと納税は一寸先は闇です

2018年は9月から急激に高還元率の返礼品が消えていきました。年初から11月までに高還元率の自治体は1/20になり、2019年になって定番・鉄板だったものが消えて、今なお減少に歯止めがききません。

参加自治体と返礼品が多いだけの「ふるさとチョイス」はグレーゾーンの取り扱いを徐々に止めていて、年末の100億円キャンペーンで有名な「さとふる」も及び腰な感じが伝わってきます(上で説明した燕市も「さとふる」では家電の取り扱いがありません)。

いつまで続くか分かりませんが、ふるさと納税サイトは今のところ「ふるなび」か「ふるさとプレミアム」の二択です。

グレーゾーンな返礼品の取り扱いも継続しており、返礼品とは別にamazonギフト券コード 1%も上乗せされるので、少しでもおトクに寄付したい人は他に選択肢がない状態でしょう。

 

「ふるなび」は2019年3月31日までAmazonギフト券コード 2%分が還元されるキャンペーン中です。
Amazonギフト券 コード還元キャンペーン - ふるなび

 

「ふるさとプレミアム」は2019年3月31日までAmazonギフト券コード 3%分が還元されるキャンペーン中です。
「ふるさとプレミアム」Amazonギフト券のコードプレゼントキャンペーン

 

異変がないか定番品と自治体を毎日チェックしていますが、2019年は明日にも何が起こるか分かりません。

経験則として、週明け・月替わりは大きな動きがあるタイミングなので、「また後で」には気を付けてください。消えるときはあっという間です。

リストから消えた返礼品(ふるなび)

 

油断せず、2019年も満足できる「ふるさと納税」ができように、この記事がお役に立てれば幸いです。

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