家庭用脱毛器

レーザー脱毛のトリアを止めて光脱毛のケノンに変更した理由と結果

トリア・ビューティー・ジャパンのレーザー脱毛器

 

一言で「家庭用脱毛器」と言っても、色々と種類があり過ぎて何を使っていいのか迷いますよね。私は初めての脱毛器としてレーザー脱毛のトリアを買って、色々と調べたつもりでしたが短期間で諦めてケノンに買い替えました(この記事の本題です)。

自宅で手軽に脱毛に取り組んでみようと思った人にとって、家庭用脱毛器は価格・性能ともに家庭用としては十分な製品ランナップになっています。医療機関やエステティックサロンを選ばないのであれば、あとは「どの脱毛器を選ぶか」だけの問題ですね。ムダ毛に悩む人にとって、本当に良い時代だと思います。

私はメンズエステの無料体験(ヒゲ脱毛)に行って、帰り道に「これを定期的に行くのは面倒だな」と感じたので家庭用脱毛器で頑張ることにしました。それから一から色々と調べて、半年ほど悩んでからレーザー脱毛器のトリア(tria)を購入しました。

トリア(tria)公式サイト

トリアを3ヶ月(6回)ほど利用して効果も実感できて素晴らしい商品だとは思いましたが、使い続けるには少々難があったので、4ヶ月目からはケノン(KE-NON)を新たに購入して今も使い続けています。既に使用開始から1年ほど経過していますが、ケノンの頻度も減らせるほどムダ毛を減らすことができました。特に、脇は数回だけで驚くほどの効果です。

ケノン(KE-NON)公式サイト

そこで今回は、私が「なぜ熟慮して選んだトリアを止めてケノンにしたのか」という理由と、私が思う「トリアとケノンの選び方」を紹介してみたいと思います。個人の体験談のレベルですが、この記事が家庭用脱毛器の購入を検討している人の参考になれば幸いです。

なぜトリア(tria)を選んで3ヶ月で止めたのか

長い時間をかけて検討して選んだはずのトリアでしたが、結果的に3ヶ月で使用を中止しました。

まずはトリアを選んだ理由と、使い始めてから止めるに至った理由を簡潔に書いておきます。もちろん、あくまでも個人の体験談です。

レーザー脱毛器ならトリア(tria)の一択

ケノンも使って家庭用脱毛器に詳しくなった今でも、「家庭用のレーザー脱毛器ならトリア(toria)しかない」と思っています。レーザー方式なら、です。

トリア・パーソナルレーザー脱毛器 4X

というのも、トリアほど業務用レーザーに近い出力がある脱毛器はなく、この点においては実感できる効果を重視する私にとっては魅力的なポイントです。

医療機関エステトリアシルキン
出力~ 60J~ 20J5 ~ 20J~ 3.5J
効果小 ~ 中小 ~ 中極小
痛み中 ~ 大小 ~ 中中 ~ 大

出力にある "J" は Joule(ジュール)のことで、脱毛器が発するエネルギー(熱量)の単位を表します。この数値が大きいほど高い熱量で毛包に作用するため、より高い脱毛効果が期待できます。

一方、この「出力と効果」は「痛み」とトレードオフの関係で、出力が高ければ脱毛・抑毛の効果も見込めますが、それだけ体感する痛みも強いということになってしまいます。これは自宅でもエステでも同じで、この痛みをいかに軽減するかがポイントになります。

ただ、私の場合は最後まで「家庭での脱毛に期待すること」と「痛み(ランニングコスト)」の折り合いがつかなかったことで、せっかく買ったトリアの使用を3ヶ月で止めることにしました。

とにかくトリアは「痛い」ので消耗品(麻酔)が必須

まず、私がトリアでの脱毛を諦めた最大の理由は想像を超える「痛み」でした。

前評判でトリアは低レベルでも痛みがあることは認識していましたが、個人的に痛みには相当な耐性があるつもりだったので、痛くても我慢すればいいだけだと思っていたのが甘い見立てでした。正直、保冷剤による肌の冷却だけでは打ち込むのに恐怖を感じるほどの痛みでした。

そこで基本どおり2週間の間隔を空けて、2回目のレーザー照射は口コミで書かれていた麻酔クリームの使用にも挑戦してみました。結果として麻酔クリームの効果はあって、痛みは耐えられるレベルに落ち着きました。

佐藤製薬のエムラクリーム(EMLA CREAM)

しかし、冷静に考えて「処方箋もない医薬品を使い続けるのは良くない」と思ったので、麻酔クリームが無くなったタイミングでトリアも卒業することにしました。

「麻酔クリーム」とサラッと書きましたが、ネットで書かれているようなものは、本来は処方箋が必要な「医薬品(劇薬・処方箋医薬品)」です。「エムラクリーム(またはジェネリック医薬品のプリロックスクリーム)」「TKTXクリーム(ebayなどで偽物が横行)」は全て個人輸入で手に入れる必要があります(国内の販売業者が処方箋なしでのインターネット通販はできません)。

さらに、当然ながら保険適用もない医薬品の個人輸入なので安価とは言えない価格(30gで6,000-12,000円)で、容量30gの薬剤を10平方cmに1gほど使う必要があるためコストパフォーマンスも圧倒的に良くありません。

エムラクリームの使用量目安

まとめ買いしたとしても、ムダ毛の多い当初は全身脱毛だと麻酔クリームだけで1ヶ月10,000円以上のランニングコストになってしまう計算です。

ということで、エステよりも長期戦になる家庭での脱毛を考えると「トリアはこのまま継続できるものではない」と考えました。トリアは充電式で電池の劣化があるようですが、それを確認するほどの期間も使用できていません。

以上が、私がトリアを諦めた理由です。

フラッシュ脱毛のケノン(KE-NON)にした理由と結果

次はトリアを卒業してケノンを選んだ理由と結果です。

トリアの衝撃的な痛みで麻酔クリームが手放せない可能性を考えたとき、既にトリアに代替する脱毛器を探し始めていました。結果的にはフラッシュ脱毛のケノン(KE-NON)にたどり着いて現在に至るわけですが、ケノンについては少し投げやりな選びだったかも知れません。

ケノン(KE-NON)公式サイト

トリアの購入は検討に半年くらいかけましたが、ケノンは以下の理由で安直に決めてしまいました。

なぜ光脱毛のケノンを選んだのか

私がトリアの次にケノンを選んだ理由ですが、単純に「家庭用脱毛器で売上No.1だから」という理由だけでした。正直、熟慮したトリアに比べて驚くほど無計画です。

ケノンは楽天市場で6年連続1位の売上

完全に売上実績を見て「右にならえ」で動いただけでしたが、振り返ってみると実は悪い選び方ではなかったと感じています。多くの利用者がいるということは、それだけ色々な情報が溢れているというメリットが最大の理由です。

ケノン(KE-NON)公式サイト

ただ、口コミ・評判を見て購入を検討する人は注意してください。ケノンのレビューは「使用後の感想」というよりも、「レビュー特典をもらうため」の商品到着直後のレビューです。そのため、使用感や効果については参考にならないものが多いでしょう。本来、毛周期を考えると、使用後から一定期間は様子見しないと感想も何もありません。

一応、購入者としてアドバイスしておくと、ケノンは「ストロング(ストロング2)」のカートリッジがセットもしくはレビュー特典で無料のときに購入してください。

ケノン(KE-NON)で必須の「ストロング」カートリッジ

脱毛する部位(特に男性のヒゲ)によっては、「ストロング」のカートリッジが必須です。その他のキャンペーンやオマケなどは、いつ買っても本来目的の脱毛には影響ないので気にしなくても問題ありません。

ケノン公式サイトで実施中のキャンペーン

ただし、絶対に中古品だけは買わないようにしてください。販売会社のアローエイトとエムロックは製品番号で購入者を管理していて、中古品の場合は保証対象外になるのと追加カートリッジの購入ができません。中古購入にはデメリットしかないので要注意です。

ケノンに乗り換えた結果と感想

冒頭でケノンを使った結果は書いたようなものですが、私個人としては「トリアから乗り換えて大正解」だったと思っています。目的としていたワキ・足は半年ほどで新たに生えてくる範囲が狭くなるまで脱毛でき、何よりもヒゲも1年かけて青ひげ状態から卒業することができました。

強敵のヒゲ脱毛については個別に記事にもしているので、ヒゲ脱毛が目的のかたは相当難敵ですが参考にしてください。ヒゲはエステで泣く男性がいるレベルで、ケノンでも当てにくく圧倒的に痛みを感じる箇所です。

フラッシュ脱毛器のケノン(KE-NON)
脱毛器ケノンで痛みを乗り越えてヒゲを上手に脱毛する方法

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今も忘れたころに脱毛した箇所から1本また1本と伸びていたりしますが、「伸びたら打つだけ」を合言葉に見つけたらフラッシュ照射で対応しています。生えなくなってくると、どこかに生えてくるのが楽しみになってりもします。

医療機関以外は「永久脱毛」ではありません。医療行為のできないエステも家庭用と同じ「脱毛」で、施術終了後も加齢などによる再発毛があります。

もちろん、トリアを継続するのが無理だと思った麻酔クリームのようなものも必要なく、「ストロング」カートリッジの最大照射レベルでも冷凍庫にある保冷剤で冷やすだけで耐えられる痛みです。医療機関でもエステでも脱毛は長期戦な中で、さらに長期戦になる家庭用で痛みなどの問題がなく継続できるというのは非常に重要ですね。

迷っているならケノンをオススメします

私はトリアとケノンを両方とも使ったことがありますが、そもそも脱毛器で複数種類を経験したことがある人は少ないでしょう。脱毛器のスペックを単純に比較することはできても、使い勝手まで比べられる人は少数だと思います。

その経験を踏まえて言えることは、「ケノンにしておけば少なくとも失敗はない」ということです。

ケノンならほぼ全身!

というのも、ケノンは圧倒的に売れていてユーザーが多いので、購入後の使い方の工夫やFAQが非常に充実しています。個人による成功体験・失敗体験も多いので、自分と同じような境遇の人を容易に見つけることができるため、参考になる情報を手に入れるのが本当に簡単です(私が自分の成功体験としてヒゲ脱毛の方法を公開しているのと同じ)。

トリアの痛みに耐える自信がある人や麻酔クリームの費用負担に耐えられる人は別ですが、基本的にはトリアとケノンであればケノンを選んでおけば後悔することはないでしょう。公式サイトで実施中のキャンペーンや特典を見ると、買うタイミングが難しいと感じるかも知れませんが「基本的にはいつ買っても同じ」です。

ただ、レビュー特典などで「ストロング」のカートリッジが付いてくることだけは確認して購入しましょう。これだけは必須なので絶対に無料のうちにもらってください。

「ストロング」のカートリッジがレビュー特典でもらえるときが購入のタイミングです

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がトリアとケノンで購入を迷っている人の参考になれば幸いです。

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