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テキストエディタやExcelで「改行」を検索・置換する方法

投稿日:2018年11月22日 更新日:

改行マーク(Carriage Return)

 

単純な文字列の検索だけでなく、実は「改行」も検索したり、置き換えたりできるのを知っていますか?

 

頻繁に必要になるわけではないですが、ふとした瞬間に使えると便利な機能です。正直、これを知っているのと知らないのでは、相当な作業効率の違いになるでしょうね。

今回、私が実際に使っているテキストエディタや Excel を中心に、「改行」を検索する方法をまとめてみました。

この記事はWindowsをOSとして使うことを前提としています。

そもそもの「改行」についても概要を載せておくので、参考にしてもらえると他のソフトウェアにも応用できるかも知れません。

「改行」を検索する方法

実際に改行を検索する方法ですが、テキストエディタとExcelではやり方が異なります。

テキストエディタ

テキストエディタで改行を検索する場合、下記の文字列を検索する文字列として指定します。

ソフト名検索する文字列
NotePad++\n\r
TeraPad\n
秀丸\n
サクラエディタ\n
メモ帳不可

 

確実に改行が存在するにも関わらず、これで見つからない場合は下記を確認してください。

  • 日本語フォントの場合は「¥(円マーク)」ですが、日本語フォント以外では「 \(バックスラッシュ)」です
  • 検索オプションとして「正規表現(Regular Expression)を有効にする」のも忘れないようにしてください

テキストエディタで検索すると、当然ながらファイルにある行数分だけヒットするので、基本的には改行単体で検索することはないでしょう。

 

Microsoft Excel

続いて Excel で改行を検索する方法です。これはテキストエディタとは少し異なります。

いつものように Ctrl + F(置換は H)で検索ボックスを開き、そこでテキストボックスに Ctrl + J を押して検索します。

Excelの検索と置換

 

テキストボックスには何も表示されませんが、改行コードが入っている状態になっています。その前か後にテキストを入れると、改行を含めた検索を行うことができますね。

Ctrl + Jを押しても何も表示されないので、ちゃんと入力できているのか不安になりますが、実際に動かしてみたら問題がないことが分かると思います。

 

「改行コード」の違いについて

それでは少し話題を変えて、この「改行」とは何なのかを少し理解しておきましょう。

 

拡張子がtxt・css・jsのような単純なテキストファイルのはずなのに、メモ帳で開いてみると「改行されていない文字列で読めない(読みづらい)」という経験はありませんか?

JavaScript(js)の場合は、圧縮や難読化のために意図的にやっている可能性もありますが、そうではない場合は「改行コード」の違いによるものです。

 

「改行コード」と種類と使われている主要なOSは以下のとおりです。

改行コード利用されているOS
CR(Carriage Return)Mac OS(バージョン9まで)
LF(Line Feed)UNIX, LinuX, Mac OSなど
CR+LFMS-DOS, Microsoft Windows

 

Windows標準搭載のメモ帳は CR+LF しかサポートしていないため、それ以外の改行コード(大抵はLF)が使われている場合、改行が無視された文字列が並ぶことになってしまいます。

これが「メモ帳で開くと改行されていない文字列で読めない」という事象の原因です。

こうなった場合、CR + LF にしか対応していないメモ帳では開けないので、サクラエディタ秀丸などのテキストエディタで開きましょう。これらのソフトは自動的に改行コードを判別してくれます。

また、テキストエディタで作成・編集したファイルについては、保存時に改行コードを指定(変更)することができます。

 

改行コードを LF にして保存すれば、メモ帳でも可読性のある形で開くことができるようになりますね。下の画像は秀丸のものです。

秀丸のファイル保存ウィンドウ

 

いつ使うの?と思う人もいると思いますが、「改行も検索できる」ということさえ覚えておけば、いつか役に立つ日が来るかも知れません。ぜひ活用してください。

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