以前、iTunesでの購入はポイントサイト経由にすれば、少しだけおトクになることを書きました。
キャンペーンなどと合わせれば、ポイント還元・iTunesギフトコードへのポイント交換で、iTunesでの買い物を実質10%OFFにできるケースもありますね。
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損してない?iTunesでの購入は必ずポイントサイトを使いましょう
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上記の例のように、自分で何かを買ったり申し込むとき、ポイントサイトを経由して少しでもトクするのは広く知られています。しかし、アフィリエイトサイト(が用意している別のサイト)を使うことで、もっとおトクな還元を受けることができるケースがあるのをご存知でしょうか。
もちろん、自分でブログなどのWebサイトを運営していなくても問題ありません。
今回は、よくあるポイントサイト以外の選択肢として、アフィリエイトサイトの「セルフバック」を活用することで、少しでもおトクな還元を受ける方法をご紹介したいと思います。
ポイントサイトとアフィリエイトサイトは併用しましょう
まず、「ポイントサイトの代わりにアフィリエイトサイトを使う」ということの意味を少し説明しておきます。
今回の場合、このポイントサイトとアフィリエイトサイトの関係を理解しておくのは非常に重要です。
アフィリエイト運営会社(ASP)は自己利用・自己購入を認めています
アフィリエイトサイトを運営しているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー, Affiliate Service Provider)は、基本的に自己利用・自己購入を「セルフバック」という言い方で認めています。
最優先されるのは「商品・サービスの広告主が認めているか」なので、広告主さえ認めていれば、セルフバックを利用してポイント・現金の還元を受けることができます。
登録に自分のサイトが不要なアフィリエイトASP
下記のサイトはASPが運営しているポイントサイトのような位置づけで、アフィリエイト広告のためのサイトを自分が運営している必要はありません。会員登録だけが必要で、サイトの登録は不要です。
アフィリエイトとセルフバックでサイトは分かれていますが、どちらも利用するアカウントは共通です。
アフィリエイトASP | セルフバックサイト |
バリューポイントクラブ | |
TGアフィリエイト | セルフアフィリエイト |
もしもアフィリエイト | もしもキャッシュバック |
AFRo(アフロ)![]() | アフロセルフバンク |
登録に自分のサイトが必要なアフィリエイトASP
一方、以下のサイトはアフィリエイト会員向けのセルフバックサイトです。そのため、会員登録の際に、運営しているサイトの登録(審査)が必要です。
アフィリエイトASP | セルフバックサイト |
JANet(ジャネット) | CBC(キャッシュバックシティ) |
アクセストレード | アフィバックモール |
A8.net![]() | SelfBack |
アカウントを作るにも登録サイトと審査が必要になるので、ポイントサイトの代替手段として使うには少しハードルが高いかも知れませんね。
しかし、その分だけ高い報酬をもらえるケースも多いです。脱毛器の例では、最も還元率が良くなるはアクセストレードのセルフバックでした(税抜12,000円)。
ポイントサイトもASPのアフィリエイトを利用しています
これが今回の話の1つのポイントです。
実は、大手ポイントサイトもアフィリエイトASPの登録サイトの1つとして、サイト上にアフィリエイト広告を載せているケースがあります。当然、自分たちが直接契約している先もありますが、相手が大手広告主になるほど、アフィリエイトのASP経由の広告になる傾向があります(大手広告主が1つ1つのポイントサイトに対応していられないため、アフィリエイトASPに対応を任せるという事情があります)。
下の画像はポイントサイトのmoppy(モッピー)にあるYahoo!ショッピングの広告をクリックしたときのURLで、新しいタブが開いてアフィリエイトASPのValueCommerce(バリューコマース)を経由していることが分かります。
moppy経由でYahoo!ショッピングの買い物をすると 1% のポイント還元を受けられますが、気付かないだけで ValueCommerce のアフィリエイトを経由しているということですね。
例に出したYahoo!ショッピングの場合、moppyのようなポイントサイトを経由する場合でも、ValueCommerceのセルフバックサイトを経由する場合でも、還元されるポイント(成果報酬のキャッシュバック)は同じ1%です。
一方、扱っている商品・サービスによっては、ポイントサイトとセルフバックサイトで還元率が違っています。
ただし、常に一方が必ず高くなっているわけでもありません。ポイントサイトが高いときもあれば、セルフバックサイトのほうが高くなっているケースもあります。これは純粋にポイントサイト・セルフバックサイトが、広告主の成果報酬から自分たちの取り分をどれだけ高く設定しているかによります。
これを踏まえて、ポイントサイトとセルフバックサイトをうまく使い分ければ、同じサービスを受けながら、よりお得な還元を受けることができるようになりますね。
セルフバックサイトの還元率が高いケース
先ほどのYahoo!ショッピングでは、ポイントサイトもセルフバックサイトも同じ1%の還元率でした。この場合、どちらを使っても良いですね。
それでは、同じYahoo! JAPANがASKUL(アスクル)と運営しているLOHACO(ロハコ)の例を見てみましょう。
以下はmoppy経由でLOHACOで購入する場合の還元率で、還元率は「購入金額の1.0%」となっています(期間限定で0.5%が1.0%にアップしいます)。
一方、ValueCommerceのセルフバックサイトであるバリューポイントクラブの還元率を見ると、「購入金額の2.0%」となっているのが確認できますね。しかも、こちらはキャンペーンではありません。
LOHACOの場合、セルフバックサイトのほうが還元率が2-4倍以上も高いということが分かります。
あくまでも一例ですが、ここまで還元率に違いがある場合、セルフバックサイトは一つの選択肢になりますよね。
ポイントサイトとセルフバックサイトの一方にしかない案件
これも一つのケースで、ポイントサイトになくてセルフバックサイトにある案件があったり、その逆も同じように存在します。
どちらか一方にしか登録していないと、本来もらうことができたポイントなりキャッシュバック(成約報酬)をもらい損ねますね。
アフィリエイトASPだけに存在する商品・サービスは色々とありますが、スカパー!のような大企業案件でも、moppyには存在せず、バリューポイントクラブにあったりします。
このようにポイントサイトでは取り扱いがなく、アフィリエイトASP(セルフバック)のみ存在するのには分かりやすい理由があります。
それは「ポイントサイトは顧客の属性が悪い(ポイント目的が多い)」という昔ながらの理由です。
そのため、今もポイントサイトだけは敬遠する企業が非常に多いという事情があります。それが、「ポイントサイトにはなく、セルフバックサイトには存在する案件」が存在する理由につながっています。
もちろん、企業によってはセルフバックすら認めていないところもありますね(これも少なくありません)。
セルフバックのサイトにも登録しておきましょう
ポイントサイトはポイントがもらえて、貯まったポイントを用意されている交換先に自分で交換するのがスタンダードです。
一方、セルフバックサイトで還元されるのは基本的に現金で、設定されている最低出金金額に達すると自動的に振り込まれます。銀行口座だけ登録しておけば、あとは放置しておいても問題ありません。
登録すべきセルフバックサイトはサイトの有無で異なります
自分のサイトを持っている人と持っていない人で、登録できるセルフバックサイトが違ってきます。自分の状況に合ったサイトを登録するようにしてください。
いずれにせよ、アフィリエイト最大手の「ValueCommerce(バリューコマース)」だけは必ず押さえて、あとは「A8.net」「もしもアフィリエイト」「AFRo」があれば、大体のアフィリエイト案件は網羅されると思います。
自分のサイトが不要なアフィリエイトASP
アフィリエイトASP | セルフバックサイト |
バリューポイントクラブ | |
TGアフィリエイト | セルフアフィリエイト |
もしもアフィリエイト | もしもキャッシュバック |
AFRo(アフロ)![]() | アフロセルフバンク |
自分のサイトが必要なアフィリエイトASP
アフィリエイトASP | セルフバックサイト |
JANet(ジャネット) | CBC(キャッシュバックシティ) |
アクセストレード | アフィバックモール |
A8.net![]() | SelfBack |
ポイントサイトとアフィリエイトASPのセルフバックサイトの併用は、少し手間に感じるかも知れません。ただ、どちらも利用するサイトを厳選しておけば、横断的に調べるサイト数は多くても5-6サイト程度に収まるはずです。
ポイントサイトは手あたり次第ではなく、実際に定期的なポイント交換を期待できるサイトに絞って使いましょう。
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高い還元率で稼げるオススメのポイントサイト(2025年4月版)
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この方法は「ポイントサイトで扱っていない案件」があったときに最も有用なので、そういう経験がある人はぜひ試してみてください。振り返ってみると、本来はもらえたものがあるかも知れませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がセルフバックサイトを利用するうえでの参考になれば幸いです。